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昭和20年、広島・呉。わたしは ここで 生きている。

昭和20年、広島・呉。わたしは ここで 生きている。

今日は大東亜戦争から
73年目の終戦記念日です。

13日が私の誕生日で、
子供達が誕生日プレゼントで
何か買ってあげるというので
アニメ映画「この世界の片隅に」の
DVDをプレゼントして貰ったんです。

以前から私のブログを
読んで下さっている方なら
ご存知かも知れませんが私、
海上自衛隊のファンなんです。

その海上自衛隊のふるさと
広島県呉市が舞台という事で
以前からこの映画の事は、
気になっていたんです。

広島カープの応援で
マツダスタジアムに行くとき
呉でフェリーを下船したり、
松山への帰路は呉から乗船したり
今年のゴールデンウィークは、
呉市役所の前のホテルに宿泊したり。
何かと呉という街には愛着がありますし。

呉の街に行くと、この映画のポスターを
そこかしこで見かけます。
観光協会も積極的にPRしていて、
いつか機会があれば
観なければならない映画だな、
と気になっていました。

ストーリーの序盤は割と
のんびりした感じですが
昭和20年3月、
呉の日常は一瞬にして破られます。

空襲は否応なしに続き、
主人公の北條すずさんの
 ”大切なもの” 
そして風景も失います。
劇画のタッチが優しく
たおやかなのが唯一の救いですが
かなり衝撃的なシーンです。

それでも明日があり明後日があり
明々後日があり
毎日は続いていく訳で、
暮らし続けなければならない
非常な現実がある。

そして、
昭和20年の夏がやってくる。。。

これ以上はネタバレになるので控えますが、
是非、若い人にも観て頂きたい映画です。

私の22歳の娘も食い入るように
観ていました。

質問されたんです、
どうして民間人も敵機からの
爆撃や空襲を受けなければならないの?
明らかに民間人を巻き込むのが分かっていて
アメリカは何故、
広島と長崎に原爆を投下したの?

それほどアメリカは
日本のことが憎かったの?

明らかに戦時国際法の、
ジュネーヴ条約違反なんですけど、
「それが戦争というもの」
としか答えられませんでした。

今、TBSで実写でドラマ放映されて
いますが、このドラマもかなり秀逸な
内容で、作り手の本気を感じます。

原作には無い、現代のパートが出てきたり
原作のファンからは異論があるようですが
最後まで見届けたいドラマですね。

皆様も、そんなに高い額では
有りませんので是非、DVDかブルーレイ
買ってみて下さい。

絶対に後悔はしませんから。

2018年8月15日(水) 終戦記念日に@河合優志

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